2013年7月28日ショップイベント開催です!
今年のはじめのとっても寒い季節に来ていただいた同じ場所で、ショップイベントを行います。今回は、残念ながら一日だけなのですが、とっても夏向けの商品ばかり取り揃えております!!ちょっとCUBA!と書いてある通り、ちょこっと?結構?cubaの物も仕入れてあります。先日ご紹介した美しいドローンワーク(キューバで出会った手仕事☆トリニダッの刺繍)を特に美しく飾りたい、cubaで見た輝きを皆さまにも見ていただきたいと、展示も出来る限り工夫していきたいな、と思っております。
ほかにも、cubaのおじちゃんたちが使っているとっても使いやすい籠バッグとか、papel picadoの新しいシンプルに飾れるタイプとか、洒脱なブリキのおもちゃとか...。オアハカで手に入れた陶器の飾りとか、とにかく盛りだくさん!!
とくにおもちゃのフェリアで手に入れた木のおもちゃはかなりおすすめポイントです。とにかくどれもかわいくて...。ぜひとも動かして、触って遊んで見て貰いたい!
でもいらっしゃれる方以外にもたくさんの方に見て貰いたい!とショップの方にも今週中にはアップする予定です。その間に、これ欲しい〜取っておいてほしい!、というものがありましたら、早めにご連絡いただけたら幸いです。
メールアドレス↓
holamexico55@gmail.com
実際に手にとって見てみたい、という方は、ぜひこちら。来週日曜日下北沢にお越しくださいませ。どうぞよろしくお願いいたします。
場所: ギャラリー「おばあちゃん家」
〒155-0031
東京都世田谷区北沢2-27-15 フラットしもきた1階
時間: 7月28日 11:00~20:00
キューバで出会った手仕事 ☆ トリニダッの刺繍
Hola!
メキシコからブログです!こちらメキシコはすっかり雨の季節になって、日本より一足お先に涼しくなりました。本来ものすごく乾燥している地域なので、雨が降ると空気も潤って、雨上りの古い石畳の街はとても美しく見えます。日本はものすごい暑さだとか・・・。みなさま、熱中症にはくれぐれもお気を付けくださいませ。
さて、今回は小さな美しい街、トリニダッで出会った、素晴らしく素敵な手仕事をぜひご紹介したいのです!!!
行く前からトリニダッには何やら素晴らしい織りや刺繍の手工芸があるらしい・・・・という噂はキャッチしていたわたくし達。
一体どんなものなのか想像もできなかったのですが・・・・・。
さっそく街を歩いていると、目に入ってきたものは・・・・
ギラッギラの太陽の輝く真っ青な空にはためく白い布。街中のあちらこちらで目にすることのできた、とても繊細なレースのような刺繍の施された布たち!
白い布になにやらカラフルな刺繍があって・・・・・かわいい!!
大柄なカラフルな刺繍もかわいいけれど、わたくし達の目を釘付けにしたもの!
それはシンプルな白い綿布に(主に)白い糸で施された刺繍のような、レースのような模様たち・・・。
これが近くで見るとす、す、すごいんです!!!
気が遠くなるような繊細なお仕事・・・。
こちら、ドロン・ワーク(drawn=引き抜く)と呼ばれる手法で、「生地の経糸・緯糸を抜き取り、その糸を束ねたり、刺繍をしたりして透かして柄を作っていく技法」なのだそうです。ちなみにスペイン語ではデスイラード(deshilado)、日本語では抜きかがり刺繍なんて呼ばれているようです。
真っ白な綿布。こんな細い糸を引き抜いて、レースのような模様を作っていく・・・。
おおう・・・。
布のサイズは、ランチョンマットのようなものから、テーブルセンター、テーブルクロス、ベッドカバーのような大きなものまで、たくさんありました!
布のふちにはお花柄の模様の刺繍がほどこされていたり、白地に赤や青の糸でかがってあるものもあったり、やはり手仕事!作り手さんの個性が表れています。
赤や青の刺繍は目にするものの、地の布はたまに生成り、そしてほとんどが真っ白な布ばかり。
白はこの土地の伝統か何か・・・・意味があるのかしら・・・?とふと疑問に思って尋ねてみたところ、なんでもここトリニダッには白い生地しか届かないのだそう。ハバナに行けばいろいろな色の布地があるのだろうけれど・・・とのこと。そんな事情があったとは・・・。
ピンクや水色や・・・色とりどりの作品を見てみたい気もするけれど、限られたもの・時間のなかから生み出していくそのパワーが素敵です。
お店の片隅で手を動かす女性たち。
メキシコのインディヘナの方たちの織っている様子などを見ていても思うのですが、昔から刺繍や織物って、女性の仕事・生活の一部であり、気忙しい日 常の中にあってさらに美しくあろうという気持ちだったり、ささやかな自己主張だったりという、女性らしい誇りが見え隠れして、圧倒されます。
女性の手仕事って日常のひとこまでありながら、さらに非日常的な空想の世界に飛んでいけるような、地道でありながら、なおかつ夢がたくさん詰まっているような、無限の世界。しびれます。
わたくしなんて自分用に欲しい~なんて買ってしまった、超お気に入りのテーブルクロス。
・・・・・使いたい・・・・でも汚したくない!
で、結局テーブルにかけてあるテーブルクロスを眺めながらカウンターでご飯を食べる日々ですよ・・・。
でもなんだか満たされた気持ちになるのです。
たくさんの時間と思いがこもった手仕事。眺めるだけで心の栄養になります。
暑い夏!キューバに思いを馳せて!心の栄養、お届けしたい!!!
・・・・と暑苦しいくらいの気持ちで、今回、Hola Mexico!ではありますが、キューバ編!ということで、このキューバで出会った素晴らしい刺繍たちを日本にも持って帰ってきております!
今月28日(日)、下北沢のギャラリーにて、ショップイベント第3段!でお披露目いたしますので、ぜひぜひ見に来てくださいませ!
近くでぜひぜひ見てほしい!
☆イベント詳細☆
7月28日(日) 11:00~20:00
下北沢ギャラリー「おばあちゃん家」
東京都世田谷区北沢2-27-15 フラットしもきた1F 090-5440-8893
下北沢駅 北口徒歩5分・西口徒歩3分です!
お待ちしておりま~す!!
(む)
小さな美しい街、トリニダッ!!
Hola!
ご無沙汰しておりました。
わたくしも、(こ)さんとともにキューバに行ってまいりました!
久しぶりにメキシコ以外の外国へ・・・。新鮮な気持ちになりましたわ~。
のんびりしすぎてすっかりブログからも遠のいてしまいましたが、またメキシコからもブログ、続けていこうと思いますので、よろしくお願いします~。
今回のキューバ旅行で、わたくしが一番楽しみにしていたのが、Trinidad(トリニダッ)という街を訪れること。なんでもガイドブックによれば、ここは織物・刺繍の街として有名なのだとか!
こりゃ行くしかないね!ということで、わくわくしながら着いたその街は・・・・。
カラフルな家の並ぶのんびりした小さな街でした!
世界遺産にも登録されている、かつて砂糖の取引で栄えた500年の歴史をもつコロニアル都市だそうですが、なんとものんびりとゆったりとした小さな、そして美しい街でした。
旧市街の通りを歩いていると、よく通りに面したお部屋の窓が開け放たれていて、ちらりと中が覗き見えたりして・・・。もはやアンティークと呼べるような美しい家具・調度が並べてあって、みなさん、日がな一日揺り椅子に揺られていらっしゃる・・・。
まるで昔の映画の中を彷徨い歩いているような気分に。
なんだか静かにドラマチックなんです。
ひっそりと佇むバナナ売りのお兄さん。
馬車も現役です。
標識も馬車用?
よくおうちの軒先に鳥かごがぶら下がっていました。
そして鳥かごを持ってお散歩している方々もよく見かけました。
鳥かご持ってお散歩?
何か理由があるのかな~と思って、宿のセニョーラに尋ねてみたら、「私たちは動物が好きなのよ~。日曜日で今日はみんな仕事がお休みだから、鳥も一緒に散歩しているのよ~。」という、分かったような分からないようなお答えをいただきました・・・。だって鳥かご持って歩いている人、平日もよく見かけたし・・・。
のんびりとした、おおらかな人々。
楽園ってこんな感じなのかなぁ・・なんて思ったりしました。
まだまだ続く、キューバ編!!
次は、この町で出会った、刺繍の手仕事について、語らせていただきます!!
(む)
おしゃれなキューバさんのこと(後)
前回からの続き
http://holamexico.hateblo.jp/entry/2013/07/07/233509
でおしゃれさんのこと書きます。その後もずーっと歩きまわっていた私達。道端でこんなお兄さんを見かけました。
あの人すっごいおしゃれ〜〜!とか(む)さんときゃーきゃー言い合っていたところ、寄ってきて、どっかに連れてってくれるという。彼曰く「おみやげのフェスティバル」があるとのこと。え〜、見るだけでもいいの?と無防備に付いて行く私達。途中でハタ!と気付き、おみやげって何があるんだっけ?と立ち止まって聞くと、「葉巻とかコーヒーとかだよ」とのこと。あ〜、これはもしや。お手製の葉巻を売ってくれるのかな〜(正規店で売ってくれるもの以外は、所持してると没収される)ということで、私達煙草吸わないので、と丁重にお断りしました。ニッコリ笑って握手して去っていく彼。
おしゃれ探しのあてのない旅に疲れた私達は、結局そのまま海沿いを歩いて帰りました...。あらあら。
ああ、こんなおしゃれなワンピースはどこにあるのかしら。ピアスとワンピースとサンダル色がぴったり合ってるし...。
なんなの、この全身白で、ワンポイントピンクのサンダルは...後ろの壁まであつらえたよう...。
それでまぁ、結局宝の山(おしゃれなワンピースの山)は見つからなかったのですが、それで私は諦めたわけではなく、気づいた、というか決めた!のでした。
若い人が、かっこよくておしゃれに見えるのはもう当然、肌の色も濃いし、頭が小さくてスタイルが抜群にいいのだし。でもでも、スタイル抜群ではないおばちゃんたちもとっても素敵に見えるのよ。ということは、もうあれだな、何着ても似合うと自信を持って健康に姿勢よく歩く!と、カラフル&何着てもオッケー文化を取り入れ啓蒙する!だな。と気持ちを大きくしたのでした。よっしゃ!
それでは、また〜。まだまだキューバ続きます〜。Hasta luego~
(こ)
おしゃれなキューバさんのこと(前)
Hola!
今日もキューバのことです。キューバさんのおしゃれのこと。
まぁ、とにかくキューバさん、老若男にょ、道行く人皆とにかくおしゃれ。体にピタッと合ったキャミソール、新品みたいにキリっとしたシャツ、黄赤青紫オレンジ、原色たっぷりのワンピース、ピンク色に染めた髪、なんの変哲もないビーチサンダルや、Tシャツですら、コーディネイトされておしゃれに見えてしまうという不思議。
私と(む)さんは、おしゃれな服が欲しくて欲しくて、街中歩き回りました。
(傘は、けっこう皆さんパラソルみたいにおっきな傘をさしてます。男の人でも紫色のお花柄の傘とか!すっごいかっこいい!!)
時には道行く犬に聞いたり。知ら〜ん。(キューバ、犬、猫、鳥〜とペットを飼っている人多く、野良犬もあちこちにいます。雨の日は特に!落し物が多いから、サンダルの人は要注意ですわ...。)
時には道行くお兄さんに聞いたり。はいほ〜。
一人のお兄さんが親切にも連れてってくれた古着屋さん。普通の、あるいは露出度の高い、(割とビックサイズの)服が山になって売ってる感じでしたわ。「俺らはこの山の中から宝物を探しだすぜ!この破れたかっこいいジーパンだってここで買ったぜ!(意訳です)」
うーむ...。なんか求めてるものと違う。こんな、おばちゃんが着てるような、素敵な布の、かわいいワンピースとかが欲しいんだい。っと私達、ハバナの街を割りと端から端まで、歩きまわりましたよね...。
歩きまわって疲れ果てて、それで私、何かに気付いてしまったような気がしたんですよね...。
というわけで、気付きは後半に続きます〜。Hasta luego!
(こ)
Hola!!と見て行ってきたキューバのこと
Hola!!
すっかりご無沙汰してしまいました。東京スタッフ(こ)です。6月の一ヶ月、メキシコはサンミゲル・デ・アジェンデからサンクリストバル・デ・ラスカサス。キューバはハバナからトリニダーまで長〜いようであっという間の旅をしてきました。旅のお土産は、今月後半にまたイベントでお披露目させていただこうと思っています。(む)さんは不在ですが、暑いキューバのお土産はやっぱり暑い季節に!というわけで(あ)さんと一緒に夏の間に開きたいと思っております。それにしても、日本の湿気はやっぱりすごいですね。居る間は気づかなかったのですが、比べてみると暑さの質が全然違う...。メキシコでカサカサして白くなってた肌が、帰って2〜3日でツヤっシトっ、というかペタっベタっとしております...。湿気は偉大だ...けど、暑い〜!!
そんな中、もっと暑いキューバの話題でも。キューバはメキシコシティから飛行機で2時間半ほどの、カリブ海に浮かぶ細長い島です。大きさは日本の本州の半分くらい。チェ・ゲバラの革命軍、社会主義、クラシックカーの走るスペイン・コロニアル時代そのままの街並み、ブエナ・ビスタ・ソシアル・クラブ、ヘミングウェイ〜などなど、ドラマチックなイメージと共に、美しい海の島でもあります。強い日差しとエメラルドグリーンの海〜!と期待してたどり着いたら、あいにく6月は雨期。ハバナに居る最初の4〜5日はずっと雨でちょっとだけ寒かったのでした...。
でも、いま思い返すと、ハバナの湿気もすごい。洋服が体に張り付く。そして、向こうで知り合った人曰く、「もう5日連続雨で、みんなイライラしてるよ〜」とのこと。たしかに、トリニダーから帰って晴れた日のハバナ人たちと、ちょっとイメージが違ったような気も...。でも雨に濡れたハバナの街は美しいです。
街の至る所にクラシックカーが。車のこと、よく知らないのですが。こんなかっこいい車なら、サングラスかけてスカーフ巻いて乗り回してみたい〜〜!
がばっと修理中。街のあちこちで、車修理してるのをみかけました。故障しても故障してもがんばってる!!
こちらは、信号待ちのタクシー。乗ってみたら、中はものすごく広いです。前の座席も全部フラットなので、おじさん三人余裕で乗れます。乗り心地は、まあ、ちょっと揺れるけど、窓全開なので、気持ちいい風を受けながら街を見るのも楽しいです。
あとは、こんなタクシーもあります。自転車ですね。そんなにスピードは出ないけど、でも乗るのは楽しい。観光客用というわけではなく、ハバナの人たちの足にもなっているみたいです。雨の日はカバーかけてくれて濡れないので快適!運転手さんもカッパきてこいでます。
運転手さんがそれぞれの好みでデコレーションしてるのもかわいい。キューバの人たちは、皆とってもおしゃれ!お洋服もお家の中も自分好みにカラフルにデコレーションしてます。次回はそんなことなどを書きたいと思います〜。
Adios!(こ)
ヴァスコンセロス図書館に行って来ました!
Hola~~!
無事に、キューバからメキシコシティに帰ってきました!キューバでは、楽しくも強烈な思いをたくさんしてきました。素敵な出会いも本当にたくさん、仕入れも勿論してきました。オラ!キューバ編のショップが開けそうですよ!キューバについて、語りたいことは山ほどありますので、あとで纏めてご報告したいと思います。乞うご期待!
というわけで、今日はまた少しメキシコ、有名な国立図書館、ヴァスコンセロスに行って来ました。
2006年に建てられたというこの図書館、建築家のAlberto Kalach(アルベルト・カラチ)という方の作品です。
かっこよすぎるHPはこちら↓
http://www.kalach.com/sitio/index.html
天井から吊るされた書架には、100万冊の本が入るのだそう!
横からみたらこんな感じ。
すっごい未来都市空間
真ん中には、骨のオブジェが。船か、それとも宇宙船をイメージしているのかな〜。生き物がいなくなった未来都市、人々の記憶だけは保存されて・・。なんて妄想が広がる・・。
空中にはくじら?の骨が浮いてます。
建物がかっこいいだけじゃなくて、本もおもしろそうなものがたくさん!ちらっと書棚を見ただけで、あー、これも読みたい!あれも読みたい!となってしまいました。全体的にものすごい余裕のある作りになっていて、外が見える広々とした机や、ソファに座って一日中、本を読んでいたい気持ちになります。
ルチャ・リブレの写真集を発見!
メキシコ、そんなに本屋さんを見かけないな〜あんまり出ていないのかな〜、と思っていたの、間違ってました!ものすごいかっこいい写真集で、ついつい閉館時間まで長居してしまいました。ルチャリーマンの日常生活、スーツにマスク姿、子供とのキスシーンや、お料理の場面など、もちろんマスクはしたままで。マスクから見える憂いを帯びた瞳にキュン。
ここで、たくさん勉強したい、本が読みたい!と知的好奇心を刺激してくれる図書館。また時間のある時にゆっくり来たいな〜。
場所はメトロバスあるいは、地下鉄のBUENAVISTA駅のすぐ側にある大きな建物です。朝8時半から夜の7時半までやっているそうです。営業時間も長くてうらやましい!
というわけで、また明日〜!Hasta manana~~!
(こ)