おもちゃのフェリアに行ってきました。
Hola!!
いつもは東京にいる(こ)がメキシコ入りしてから早三日がたちました。町中をずーっとお散歩したり、サビノの木の下でピクニックをしたり、線路の上を歩いたり、とメキシコを満喫しております。
ちょうどおもちゃのフェリアが開かれていたので、うきうきしながら行って来ました!
今日はその戦利品をちょこっとだけお披露目したいと思います。どれもこれもかわいいのですよ〜〜〜〜〜!!
おもちゃのフェリアはこんな感じ。テントの中はおもちゃでぎっしりです。こういうの子供の頃に夢見たなぁ。実在していたなんて!
カラフルで、目移りしてしまいます。えっ!これは何!?と衝撃の物から、かわいすぎてきゃー!っとさけんでしまうような物まで様々です。
夜は夜で独特の雰囲気。
子供たち夜になっても、太鼓叩いて遊びまくります!買ってもらったら隣の公園で早速遊ぶ!!
そんな中キャーキャー言いながら選んだ品々がこちら!
おじさんが回転〜足をプラプラさせて必死なのがかわいい。お馬さんはクールに引いてます。
ドンキホーテ!ちょっと小太りのお馬さんに乗って、手足を自由に動かします。
おなじみのボーリングも。今回はミニサイズ。
こちらは、お馬さんがメリーゴーランドを引いて〜〜。
とこんな感じの戦利品の数々。まだまだ旅は続きますので、また追ってご報告いたしますね!!今日から、キューバに小旅行に出かけます。そちらの写真などもアップしたいと思っております〜。ネットつながるといいなぁ。。。
(こ)
ピニャータ、フーダス、モヒガンガ!!
Hola!
こちらメキシコは、ここ数日雲がでたり引っ込んだり、雨が降ったりで、朝晩がだいぶ涼しく、過ごしやすくなりました。
先週の日曜日の代々木八幡宮でのフリマーケットも楽しく終えることができ、新たな発見もあったりで、スタッフ一同さらに気合いが入っているところでございます。ありがとうございました!
わたくしも行きたかったなぁ~・・・なんてtwitterを眺めていたら、金魚神輿の写真が!か、かわいい・・・・。そして、中の枠が見えている・・・。
・・・・・・・張り子?
そういえば、元祖・本家本元アレブリーヘスを作り出したペドロ・リナーレス氏も張り子職人だったなぁ・・・・・。(参照:アレブリーヘス!アレブリーヘス!アレブリーヘス!)
なんて、張り子ワードが頭の片隅で強引に結びついたので、ちょいと調べてみました。
なんといってもメキシコ、織物、陶器、木工などなどいろんな伝統工芸がございますが、張り子で作られたものもたくさんあるのです!
張り子とは中国、インド、ペルシアあたりを起源とする、古くからある伝統工芸の技術で、竹や木で組んだ枠に紙などをぺたぺた貼って造形する技術のことで、
メキシコでは、例えば小さな女の子が遊ぶお人形だったり・・・・
メルカドに行くとお面なんかも売っておりますね!
ん?なんかちょっと怖いな・・・・。
夜、裏から見たらもっと怖い~~。ひゃ~~~。
それから、こちらのブログでもご紹介したことのある、セマナサンタのフーダスさんだったり、
結婚式にもよく参加している、mojiganga(モヒガンガ)だったりが張り子の技術で作られております。
モヒガンガはパーティの終盤に踊りや歌であらわさられるコミカルな寸劇が起源とされ、よく街中でのパーティや祭りでみかけますよ!
パーティーも終わって帰宅途中のモヒガンガ。大人気で、かわるがわる一緒に写真を撮っていました!
それから、張り子といえば!メキシコの子供たちが大好き!なピニャータもそうですね!
ロバなんかも超かわいい♡
ピニャータは子供のお誕生日会などで、盛り上がり間違いなし!の大人気アイテムです。ピニャータあるよ~なんて言うと、子供たちの目の色が変わります!
大人たちが紐につるして、ぶらんぶらん上下させたりするピニャータを、子供たちが目隠しをしながら棒を振り回して割ると、中からお菓子やおもちゃがでてくるのです。
みんなで歌いながら、3歳くらいの子から小学生の子まで、そりゃぁ、夢中になっている様子がかわいらしくてほのぼのしたりするのですが、冷静に考えたらけっこうシュールだよな・・・。ピニャータはロバやアニメのキャラクターなど、けっこうかわいらしいものが多いのですが、棒でぼこぼこにされてしまうのですもの。
セマナサンタの時にフーダスさんが木端微塵になるのを、ブラボーと盛り上がるその様もだいぶシュールだな・・・とは思ったのですが、何か共通点があるのかもしれない!!
そもそもどうして、ピニャータを棒でぶっ壊して、お菓子をもらうのだろう・・・。
なんて思い至って、調べてみました!
もともとピニャータの起源はこれまた、中国にあるのだそうです。
中国で新年のお祝いに使用されていたピニャータが、マルコ・ポーロによってイタリアに紹介され、そこで四旬節(カトリックの復活祭前の46日前から始まる期間)の祝祭に取り入れられ、そこからスペインに渡り、メキシコへ・・・・。
また一方で、それ以前からアステカの人々が、似たようなものをウィツィロポチトリの神の祝福に使っていたということも言われていますが・・・どこかで二つの文化が混じり合っていったのでしょうか。
16世紀初めのメキシコにおいて、宣教師たちはピニャータを布教の道具として利用し、儀式でピニャータを使うことで、インディヘナの人々を魅了しました。
ピニャータは強い信仰、美徳、また罪を克服する意志の象徴とみなされるようになり、ピニャータの中に入っているお菓子やおまけは天の国の富の象徴とされました。信仰と美徳に基づく教えは罪を克服し、天からの褒美を得られると考えられたのです。
ピニャータを叩く棒は虚偽と欺瞞を破壊する美徳の力を表し、ピニャータの中に入っているお菓子やおまけは、信仰や忍耐の褒美として自然によって与えられた贈り物なのだそうです。
こんなに立派な宗教的な意味合いがあったなんて!!
なるほどーーーー。
でも、街中で見かけるピニャータからはにわかに信じられない!!
ゆ、ゆるすぎる・・・・。裸に蝶ネクタイ・・・・。何考えてんだ・・・・。
ふむ~。
そもそも、もともとのピニャータは壺にお菓子を詰めていたものだったのが、割りやすいように、また割れても危なくないように紙の張り子仕様になっていったのだとか。
紙のピニャータも、元は丸型に7個のトゲようなものがくっついてる星形で、この7という数字はキリスト教の7つの大罪を表していて、本来はとても宗教的なものだったのですね。
時代を経て、本来の意味合いが薄れていく中で、その他さまざまな形のものが作られてきたようです。街で見かけるピニャータは作り手の自由な発想と意表を突くアイデアで、なかなか楽しませてもらっています☆
カトリックの影響と、スペイン以前の土着の価値観が混じり合って作られてきた文化と歴史、それから祭りにかける情熱!!これぞメキシコ!という気合いが感じられるとても興味深いテーマでございました。
(む)
代々木八幡「金魚祭り」無事終わりました!
昨日は、代々木八幡で行われた「金魚祭り」のフリーマーケットスペースに参加してきました。来ていただいた皆様、ありがとうございました!!!!
直前まで雨という予報でしたが、最後まで降らず、とっても雰囲気のいいお祭りでした。八幡さまにお参りする余裕がなかったのが、残念...。今度個別にお参りに行きます。
フリーマーケット初参加ということもあり、かなりオタオタで、反省しきりなのですが、お隣にいらっしゃったフリマのプロフェッショナル!フリマのハルさんに、色々と教えていただきつつ、またリサイクル運動市民の会のスタッフさんにも助けていただきました。ありがとうございます。ハルさんは、いろんなフリーマーケットに参加されている模様。子ども達の心鷲掴みにしていらっしゃいました、見習いたい...。
前回は、室内のイベントでしたが、今回は完全平面の床に、細かいものをどうやって配置したらいいだろう〜、と悩みまくりです。うーん、ごちゃごちゃしてて、まとまらない!!ぶわっと全体広げた感じで、お祭り始まってしまいましたので、そのまま突っ走ることに...。
お祭りでは、金魚神輿を子ども達が引くイベントがあり、大きな金魚を引っ張ってお店の前を練り歩きます。金魚を引きおえた皆さま、裾野に広げたスパンコールのキラキラを「かわいい〜!」と叫んで行ってくれたのが、とてもうれしい。
あと人気だったのが、こちらのボーリング↓
このニヒルな表情に惹かれてしまうのでしょうか!?引っ張って取り出したり、なでたり、動かしたり...。小さいお子さんに特に人気、目線の問題なのかも?心なしうれしそうなボーリング人形さん。
こちらも同じく人気↓
二つともご購入いただき、ありがとうございます。
途中で金子平民さんがふらりといらして、品物の配置変えをしてくれました。救世主現る!?
金子平民さんのブログ平民新聞はこちら。金魚神輿の写真がここに!
http://d.hatena.ne.jp/heimin/20130519
座る用に持って来た折りたたみ椅子を利用。なんかおしゃれ...。
平民さん流スマイル↓
最後はこんなまとまった感じに。
見やすい!!!
おかげさまで、4時までのお祭り、最後まで売る事ができました。
なんだか、配置構成も含めてとっても勉強になった初フリーマーケット。とっても楽しかったです!!もっと色々なもの仕入れて、来年もまた出られたらいいな〜。その時はまた、どうぞよろしくお願いします。
(こ)
アレブリーヘス!アレブリーヘス!アレブリーヘス!
Hola!
こちらメキシコはここ数日、曇り空。
で、ついに昨日すごい雨と風と雹と雷が小一時間ほど続き、いよいよ来ましたかね・・・・雨の季節が・・・ほっほっほ。
やっと涼しくなる~、なんてもんじゃありません。
雨が降って太陽が隠れてしまうと、さすが標高2000メートルの高地、一気に寒くなります。あんなに暑くて暑くて炭酸ばっかり飲んでいたのに、今日は暖かいお茶がおいしい♡
極端なんだから、もー。
とはいっても、昼間はだいたい晴れて、まだまだ暑いです。
夕方から夜にかけてスコールみたいに雨が降って、朝晩ちょっと冷え込み始めます。
雨季が始まると、カラッカラに乾いていた空気が少しだけ落ち着いて、景色に緑色が増えて潤いを実感いたします。
そして、メキシコ料理に欠かせない三本柱!トウモロコシ、豆、唐辛子の種を撒いて、夏の収穫に備えます。
恵みの雨です。
さてと。
¡HolaMexico! もフリマスペースに参加します!新緑の季節、お散歩がてらにぜひ遊びにきてみてくださ~い。
今回は主にオアハカで作られている、アレブリーヘスと呼ばれている木彫りの置物も入荷しておりますので、ちょっとご紹介いたします!
「アレブリーヘス」とは!?
その誕生はなんともファンタジーなんですよ!
「アレブリーヘス」とは、ピニャータやフーダス(セマナサンタでくるくる回っていたフーダス)を作る一人の伝統的な張り子職人、Pedro Linares López氏(ペドロ・リナーレス・ロペス氏)によって生み出され、のちにメキシコを代表する工芸となりました。
時は1936年、ペドロ氏30歳。病の床に伏し、意識もなくなって死の淵をさまよっていた時のこと、ぺドロ氏は奇妙な夢をみたそうです。
そこは岩や木、動物たちがいる森のような、なんとも言えず不思議な場所で、穏やかで痛みもなくしあわせで、とても満たされた気持ちで、歩いていると・・・・。
突然!
すべてが奇妙な形に変わったのですって!言葉に表すのことのできないような・・。
ペドロ氏が目にしたのは、羽のあるロバ、牛の角を持った雄鶏、犬の頭のライオン!!
そしてみんながただ一つの言葉を叫んでいた・・。
「アレブリーヘス!アレブリーヘス!アレブリーヘス!」
ペドロ氏はさらに歩き続けていくと、ひとりのとても静かに歩いている男の人を見つけます。そして、この世界からどうやったら出られるのか尋ねると、その男の人はペドロ氏に言います。
「あなたはまだこの場所に来るべきではなかった。出口はまだ先だ。もっと先まで歩きなさい。」
ペドロ氏は走って、走って、体をねじらせたらなんとか通れるような狭い窓にたどり着き、そして目覚めたそうです。
目が覚めると、彼はすでに回復しており、夢で見たファンタスティックな世界を家族や他の人に見せようと、張り子で形作り、色を塗って夢で見た不思議な動物たちを再現したのでした。そして、それらをアレブリーヘスと名付けたのだそうです。
これがアレブリーヘスの誕生です。
それからペドロ氏は、1992年に86歳で亡くなるその前日まで、毎日16時間(!)作り続けたのだとか。
彼は親や祖父母から受け継いだ伝統の継承とメキシコ芸術の創造に計り知れない貢献をした、ということで、1990年にメキシコの「Premio Nacional de Ciencias y Artes」という賞を受賞しています。これはディエゴ・リベラやルフィーノ・タマヨ、ルイス・バラガンなどメキシコを代表する芸術家たちも受賞している賞だそうですよ。
先々月、メキシコシティのフリーダ・カーロとディエゴ・リベラの青い家に行った時に、彼らがコレクションしていたというアレブリーヘスをたまたま見たのをぼんやり思い出したのですが、実際ペドロ氏はディエゴとフリーダのためにもアレブリーヘスを作っていたのだとか。
私が見た、あの家に飾られていたのものの中にあったのかも?・・・なんて思ったりしました。こういうことって前もって知っていたら、もっと面白かったのに!
そしてペドロ氏のアレブリーヘスは、BBCテレビのドキュメンタリーシリーズのプレゼンターとして知られるジェイコブ・ブロノフスキー(イギリス出身のポーランド系ユダヤ人で数学者、生物学者、科学史家、劇作家、詩人、発明家・・・・何者っ?!)という人によってアメリカに紹介され、世界的に知られるメキシコの工芸となりました。
そして、今やアレブリーヘスと言えば、ペドロ氏が作った夢の中の不思議な動物たちだけではなく、オアハカの伝統的な木彫りの置物のことまで指すようになっております。
もともとオアハカの valle de oaxacaと呼ばれる地域で作られていた伝統的な木彫りが、ペドロ氏の夢の動物たちと出会い、いつしか、オアハカの伝統的な木彫り自体がアレブリーヘスと呼ばれるようになったようです。
厳密にいえば、夢の中の不思議な動物たち以外はアレブリーヘスではないのでしょうけれども・・・・。
ペドロ氏(とその家族の方々が作る)のアレブリーヘスと、オアハカの木彫りのアレブリーヘス、物は違えど同じくアレブリーヘスと呼ばれているから、ちょっとややこしいですね。
そして、木彫りのアレブリーヘスの方ですが・・・・ざっくりと、そしてほんわかした気軽に手にできるものから、高級工芸品の素晴らしい作品までいろいろありますが・・・・・
今回 ¡HolaMexico! では旦那様が木彫りを、奥さまが色付けをしているという、夫婦二人三脚の作品を入荷いたしております~。見ているだけで楽しくて、ほっこりする。どこかユニークでほっとするようなものばかりです!
足のさらり具合・・・
なんか頭がリーゼントっぽい。あ、背びれか・・・・。
このオーバーオールの似合うおじ様、ただのおじ様ではないんです!
悪魔なんです!だからしっぽもあるんです!
にゃろ~ん。
この子は我が家のベッドの淵から降りてきませんでしたので、金魚まつりにはいけません。あしからず。
一人の人が見た夢が、こんなふうにメキシコを代表する工芸になって世界に広がっていくなんて、すごいミラクルだと思いませんか?
なんと夢のあるお話!!でございました。
(む)
5月19日(日) 代々木八幡宮 金魚まつり 出店します!!
Hola!
メキシコでは毎年、5月10日が母の日。
メキシコでは今年も、日本より一足お先に母の日をむかえましたよ!
小学校ではお母さんたちも参観して、子供たちが踊りや歌や似顔絵なんかをお母さんたちに贈ったりするようです。かわいらしいなぁ。
さてさて、毎日暑くて暑くて、炭酸飲料+アイスクリーム、というメキシコ人並みの糖分を摂取し続けているわたくしですが、ちゃ~んと、hola mexicoの活動もしておりました!
じゃ~ん。
この、カラフルなビニールクロス。メキシコでは普通のおうちや、食堂、おばちゃんたちが通りで売っている屋台のテーブルなんかに、よ~く使われております。派手かわいい♡
これでオリジナル商品、作っちゃいました♡
わたくしが、最初にメキシコに来た時にまず感じたことなんですけど、メキシコって太陽が近いせいか、光がとっても強くて、色の見え方が違うんです。
そのせいか、メキシコの方たちって、「色」にものすごくこだわっているところがあって、独特な色彩感覚が培われている気がします。
インディヘナの方たちの織りや刺繍の民族衣装だったり、街ゆくおばちゃんたちのワンピースやブラウスだったり。好き勝手に黄色やピンクに塗られた家の壁もまた然り。
ピンク!水色!黄色!赤!ピンク!ピンク!って何かとはっきりした色が目に入る割にはお互いがぶつからない・・・というか。
ピンクの家の隣に黄色い家があてって、その横は緑で・・・・といった街並みも、全体を眺めると、まるでひとつのモザイク画の作品のようだったり。
主張はするけれど、同時に調和もする・・・。
言いたいこと言いながらも、なんだかんだでお互いをたてているメキシコの人々の人となりがそのまま表れている気がいたします。
そして、わたくしは街ををうろうろと歩きながら、そんなメキシコの日常の風景を切り取ったような何かを日本にお届けできないかなぁ・・・・・むぐぐぐぅ・・、などと考えていたのでした。
結果、メキシコの方々のお力を借りて、このようなものが出来上がりましたよ!
¡HolaMexico!オリジナル商品です!
ランチョンマットです。両面違う柄を組み合わせてあり、1枚で2度楽しめます。
ビニール素材なので、水分もはじいて実用的です。
レースをつけたあたりが、¡HolaMexico!オリジナルのこだわりですよ。
こちらはコースター。マルとシカクがあります。
こちらも両面違う柄が楽しめます。
そしてそして、この¡HolaMexico!初のオリジナル商品を引っ提げて、金魚まつりのフリーマーケットに出店しま~す。
なかなか実物を手に取ってみていただく機会もございませんので、ぜひこの機会に見に来てくださいませ!
金魚まつりもとても楽しそうですよ!
5月19日(日曜日) 10::00~16:00
代々木八幡宮 金魚まつり フリーマーケットスペース
http://www.yoyogihachiman.com/
行き方はこちら
http://www.yoyogihachimangu.or.jp/07_access/index.html
オリジナル商品だけではなく、メキシコの愛あふれるかわいらしい雑貨も持っていきます!
今回のために新しい商品も入荷しておりますので、ちらりとご紹介いたしま~す。
小さくてもインパクト大なアレブリヘスたちとガイコツちゃん。アレブリヘスはすべて木彫りで手描きですよ。こちらはご主人が彫って、奥様が色塗りして制作している、サンミゲル・デ・アジェンデにあるお店で見つけました。
どこか笑ってしまうユニークなアレブリヘスやガイコツちゃんに囲まれた、行けば何か欲しくなってしまう、そんな素敵なお店です。
意外にプリケツなパンクなお兄ちゃんや・・・・
後ろ足に注目!つま先立ちです。こりゃ、きゅんとしますわ・・・・。
こちらは、セニョーラが一つ一つ手描きで仕上げているブリキの写真立て。掛けることもできますよ!
右手にハート♡のブリキの壁掛け。
毎日の生活の中に、クスリと笑えて、ちょっとほっこりするようなやさしい気持ちになれるもの、そんな雑貨が好きで、選んでおります。
他にも超絶かわゆい、立体パぺルピカド(切り絵がつながっていて天井や壁にかける、アレです。立体なんです!)とか、まずはお手軽にマグネットなどなど!
カラフルに、にぎやかに揃えてお待ちしておりま~す!
来週日曜日です!ぜひ遊びに来てみてくださいね。
(む)
arbol de sabino サビノの木
Hola!
Buenos dias!
今日はめずしく、のんびりと朝を過ごしています。こちらメキシコでも5月が始まりました!
このあいだ、昔の写真を整理していたら、オアハカに行った時の写真が出てきたので・・・。ちらりとご紹介してみようかと。といっても、オアハカはぴゅーと通り過ぎただけで、ほとんど行っていないに等しいのですけれど・・・・。でも、ここに行ってきたんです、ここです、ここ ↓
どーん。
トゥーレの木(arbol del tule)です!
うう、大きすぎて入りきれていない・・・。
オアハカシティから9キロほど離れた、santa maria del tule(サンタ・マリア・デル・トゥーレ)の街の教会の前にある、ヒノキや杉の仲間、メキシコラクウショウという種類の巨木です。
ギネスで世界一太い木として認定されていて、木の周囲の長さは40mを超えて、30人が手を広げて手を繋いで囲めるくらいの大きさなんですってよ!
樹齢は1400年~2000年だとかいう説があるようです。
サンタ・マリア・デル・トゥーレは小さな町で、このトゥーレの木を見るために人々は立ち寄るといった感じでしたが、この木がある教会もすごく素敵でした。
そして、その教会の前にある、植木の刈込も・・・・。
か、かわいすぎる・・・。きゅん。
ところで、このメキシコラクウショウ、メキシコでは ahuehuete とか sabino とも呼ばれていて、グアテマラやテキサスの一部でも見られるものの、メキシコ固有の木なんだそうです。
ahuehuete とは、ナワトル語で「水の老人」を意味してるのだそうで、古くからメキシコの伝説や歴史の中に登場していて、1921年には、メキシコの独立100周年を記念して、メキシコの国樹にも選ばれています。
そして、ここグアナファト州にもあるんですよ! arbol del sabino(サビノの木)とこちらでは呼ばれています。
サンミゲル・デ・アジェンデの街からバスで1時間ほど揺られていくとある、 la huerta というところに、静かに佇んでいます。
なんでもこちらは、メキシコで2番目に大きい木なんだとか・・・。
しかし、オアハカのトゥーレの木とは違って、訪ねる人も少なく、子供たちの遊び場になっていたり、ちょっとしたピクニックを楽しんだり、地元の人たちの生活の一部になっている感じがして、なんだか落ち着きます。
木へと続く道の入り口にある、小さな教会。
牛が歩いて来たり、
寝ている子豚をにわとりが眺めていたりします。のどかです。
道の先にはどーんと、巨木が待っています。
青々と茂る樹の間から見上げる太陽がまぶしい。
木漏れ日と風の音。ふっと日常から切り離されるような感覚が・・・。
本当に気持ちのいいところなんです。
基本的に乾燥している、メキシコの中央高原エリア。
水の豊かな地で育つという、この木がこんなに大きくなるなんて。
こちらの場所は地下水が湧き出ているらしく、長い年月をかけて、少しずつ命を育んできた、地球の大きさを改めて感じたのでした。
(む)
今日の昼ごはん♪ Chile Relleno チレ・レジェーノ
Hola!!
ああああ~~~~暑い暑い暑い暑い暑い。
これから2カ月くらいは本当に暑いです、メキシコ。ぎらっぎらしてます、太陽が。
おいしいものでも食べなきゃやってらんないよ!ということで、今日は友達とご飯作って食べました!わたくしの一番好きなメキシコ料理、チレ・レジェーノです。
せっかくなので・・・・ということで、頑張って写真撮りながら作ったので、作り方ご紹介しま~す。
レシピはメキシコ料理の我が師匠、太陽のようなセニョーラ、ロサに教えてもらってます!
食べることが大好きなロサとわたくし、不思議なくらい好みが似ているので、本当によく一緒に食べています。いつからか、わたくし達の挨拶は Como estas? (元気?)じゃなくて Ya comiste?(もう食べた?(なんか食べる?))になってしまいましたさ・・・。
ところで、ユネスコの世界無形文化遺産に登録されている、メキシコ料理。
トウモロコシや唐辛子などメキシコ原産の野菜を使った、マヤやアステカの時代から受け継がれているメキシコ料理は、その種類の豊富さも味の豊かさも一言では語れません!
そして、(どこの料理でもそうかもしれませんが)母の作る家庭料理が、本当に一番おいしいのです。レストランの味では本当のメキシコ料理を感じることはできません!(断言!ブハッ!)
ロサの手料理ももちろん!なんか手から出てるんじゃないかってくらい、彼女が作るとおいしいんです。魔法の手。
・・・・とまぁ、そういうわけで、チレ・レジェーノの作り方。
チレ・・・唐辛子 レジェーノ・・・いっぱいに満たす、詰め物をする
つまり、チレの種を取って、中にチーズやお肉を詰めて揚げた料理です。
大抵は、写真右奥の緑のピーマンのような唐辛子、チレ・ポブラーノを使って作ります。食堂なんかで頼むとだいたいこの唐辛子を使っています。あまり辛くありません。
しかし!おすすめはチレ・アンチョ(写真手前)を使ったチレ・レジェーノです。チレ・アンチョはチレ・ポブラーノを乾燥させたものですが、味は全然違います。ちょっと甘酸っぱくて、たまに辛いという感じです。
まず、ポブラーノの方は皮に焦げ目が付くくらいに焼きます。
焦げ目が付いたら、ビニール袋かなんかに入れて、5分ほど蒸らします。
そうすると皮がむきやすいのです。
皮を剥くとこんな感じ。
破けないように丁寧になかの種を取っていきます。
チレ・アンチョの方は洗って乾かして種を取ります。
中身にはツナや picadillo(ピカディージョ 参照 http://holamexico.hateblo.jp/entry/2013/02/11/010925)、などいろいろありですが、わたくしはシンプルにチーズがイチオシです。今日はメルカドで買ってきた、おばちゃん手作りの queso ranchero(ケソ・ランチェーロ)というフレッシュチーズにタマネギのみじん切りを混ぜて詰めることに。
器は混ぜるには小さい気がしないでもないですが、ミチョアカンでゲットした自慢の一品ですよ!(http://holamexico.hateblo.jp/entry/2013/03/09/173805)(また自慢してます。)
詰めましたら、小麦粉つけて、フライパンに火をかけて、油を温めながら・・・・
卵の白身を泡立てて、メレンゲを作ります!
ロサはメキシコで1、2を争う、メレンゲマスター(じゃないかと思う。)
安物のちょっと曲がったフォーク1本で、ものの2、3分の間にガッチガチのひっくり返しても大丈夫なメレンゲを作ります。驚愕のスピード!!魔法の手!!
そして、メレンゲができたら黄身を入れてやさ~しく混ぜます。
あとは小麦粉をまぶしたチレにメレンゲをいっぱいくっつけて、揚げます!
上の面にも油をかけるようにすると、ふっくら揚がります。
そして、完成~~!!
付け合せに、ワカモーレと、チョリソーとジャガイモとノパーレスの炒め物、そして・・・・
やけに発色のいい、arroz mexicano(アロス・メヒカーノ メキシカンライス)!!
最初に炒めたお米をトマトスープで炊き込みます。最後にグリンピースと人参をいれて、色鮮やかに。
じゃ~ん。
いやぁ~、たらふくいただきました。おいしかった~。
日本ではなかなかチレを見つけることができないので、ピーマンで代用できるかも?
ポイントはメレンゲです!ふんわりおいしく揚がります。よかったら試してみてくださ~い。
(む)