今日の昼ごはん♪ Chile Relleno チレ・レジェーノ
Hola!!
ああああ~~~~暑い暑い暑い暑い暑い。
これから2カ月くらいは本当に暑いです、メキシコ。ぎらっぎらしてます、太陽が。
おいしいものでも食べなきゃやってらんないよ!ということで、今日は友達とご飯作って食べました!わたくしの一番好きなメキシコ料理、チレ・レジェーノです。
せっかくなので・・・・ということで、頑張って写真撮りながら作ったので、作り方ご紹介しま~す。
レシピはメキシコ料理の我が師匠、太陽のようなセニョーラ、ロサに教えてもらってます!
食べることが大好きなロサとわたくし、不思議なくらい好みが似ているので、本当によく一緒に食べています。いつからか、わたくし達の挨拶は Como estas? (元気?)じゃなくて Ya comiste?(もう食べた?(なんか食べる?))になってしまいましたさ・・・。
ところで、ユネスコの世界無形文化遺産に登録されている、メキシコ料理。
トウモロコシや唐辛子などメキシコ原産の野菜を使った、マヤやアステカの時代から受け継がれているメキシコ料理は、その種類の豊富さも味の豊かさも一言では語れません!
そして、(どこの料理でもそうかもしれませんが)母の作る家庭料理が、本当に一番おいしいのです。レストランの味では本当のメキシコ料理を感じることはできません!(断言!ブハッ!)
ロサの手料理ももちろん!なんか手から出てるんじゃないかってくらい、彼女が作るとおいしいんです。魔法の手。
・・・・とまぁ、そういうわけで、チレ・レジェーノの作り方。
チレ・・・唐辛子 レジェーノ・・・いっぱいに満たす、詰め物をする
つまり、チレの種を取って、中にチーズやお肉を詰めて揚げた料理です。
大抵は、写真右奥の緑のピーマンのような唐辛子、チレ・ポブラーノを使って作ります。食堂なんかで頼むとだいたいこの唐辛子を使っています。あまり辛くありません。
しかし!おすすめはチレ・アンチョ(写真手前)を使ったチレ・レジェーノです。チレ・アンチョはチレ・ポブラーノを乾燥させたものですが、味は全然違います。ちょっと甘酸っぱくて、たまに辛いという感じです。
まず、ポブラーノの方は皮に焦げ目が付くくらいに焼きます。
焦げ目が付いたら、ビニール袋かなんかに入れて、5分ほど蒸らします。
そうすると皮がむきやすいのです。
皮を剥くとこんな感じ。
破けないように丁寧になかの種を取っていきます。
チレ・アンチョの方は洗って乾かして種を取ります。
中身にはツナや picadillo(ピカディージョ 参照 http://holamexico.hateblo.jp/entry/2013/02/11/010925)、などいろいろありですが、わたくしはシンプルにチーズがイチオシです。今日はメルカドで買ってきた、おばちゃん手作りの queso ranchero(ケソ・ランチェーロ)というフレッシュチーズにタマネギのみじん切りを混ぜて詰めることに。
器は混ぜるには小さい気がしないでもないですが、ミチョアカンでゲットした自慢の一品ですよ!(http://holamexico.hateblo.jp/entry/2013/03/09/173805)(また自慢してます。)
詰めましたら、小麦粉つけて、フライパンに火をかけて、油を温めながら・・・・
卵の白身を泡立てて、メレンゲを作ります!
ロサはメキシコで1、2を争う、メレンゲマスター(じゃないかと思う。)
安物のちょっと曲がったフォーク1本で、ものの2、3分の間にガッチガチのひっくり返しても大丈夫なメレンゲを作ります。驚愕のスピード!!魔法の手!!
そして、メレンゲができたら黄身を入れてやさ~しく混ぜます。
あとは小麦粉をまぶしたチレにメレンゲをいっぱいくっつけて、揚げます!
上の面にも油をかけるようにすると、ふっくら揚がります。
そして、完成~~!!
付け合せに、ワカモーレと、チョリソーとジャガイモとノパーレスの炒め物、そして・・・・
やけに発色のいい、arroz mexicano(アロス・メヒカーノ メキシカンライス)!!
最初に炒めたお米をトマトスープで炊き込みます。最後にグリンピースと人参をいれて、色鮮やかに。
じゃ~ん。
いやぁ~、たらふくいただきました。おいしかった~。
日本ではなかなかチレを見つけることができないので、ピーマンで代用できるかも?
ポイントはメレンゲです!ふんわりおいしく揚がります。よかったら試してみてくださ~い。
(む)