ビバ-メヒコ-!!
Hola!
今年もメキシコの独立記念日に、ビバ~叫んでまいりました。
去年はメキシコシティにいて、ものすごい土砂降りの雨に打たれたわたくしでしたが、
今年は、サンミゲル・デ・アジェンデでやはり雨に打たれながらビバビバ~言ってまいりました。
メキシコの独立記念日は9月16日ですが、一番盛り上がるのはその前夜の「grito de dolores (ドローレスの叫び)」です。
9月15日の夜23:00に、街の中心に面したベランダから市長さんが(メキシコシティではソカロに面した国立宮殿から大統領が)広場を埋め尽くした人々とともに、独立の英雄を称えて、ビバビバするのです。
ここグアナファト州は独立運動の火蓋が切られた場所でもあり、独立運動の中心地であり、そして多くの血が流されました。
そんな歴史もあってか、例年メキシコ中から多くの人が他の街からも集まり、すごい熱気に包まれます。
そんな高揚した雰囲気が好きで、毎年夜、広場に繰り出しているのです。
今年の9月15日は日曜日で、一日中ザーザーと雨が降っていて、外に出ないで家でごろごろしているには最高の天気だったのですが、夜22:30頃、雨が少し小降りになったので行ってまいりました!
広場へと続く通り。雨にも関わらず、結構人がいました!
なんか夜中ににみんながわくわくしつつ、通りにいる感じが、日本の大みそかに似ているなぁなんて、思ったりしました。
教会の前。いつもはメキシコの国旗があちらこちらで翻っているのですけれど、今年は傘の方が目につきました。
でも、熱気はむんむん。
独立運動の英雄たちの名前に続き、ビバ~メヒコ~(メキシコ万歳!!)と叫んで称えます。
広場中が一体となった、その何とも言えない響きが気持ち良いのです。
わたくしも「メキシコ大好き~ありがとう~」の気持ちを込めて、一緒に声を張り上げます!ビバ~!!
そして、叫び終わった絶妙なタイミングで打ちあがる花火。
さらに、広場前にそびえたつ、カスティージョと呼ばれる仕掛け花火。
今年は例年より大きめ。建物よりも大きいその姿に、新しい市長さんの気合いを感じました。
ヒューヒューいいながら、ぐるんぐるん回転しつつ、火花をまき散らします。
盛り上がっております。
日本では考えられないくらいの至近距離で火花をまき散らします。
雨が降っていても中止になんてなりません!
下から順に火がつけられ、最後てっぺんに火が辿り着くとクライマックス。
頂上の仕掛けがぐるぐるすごい勢いで回転し始め、ふわりと浮いて、そしてそのまま飛んでいきます。
大空に打ちあがる花火。
そして拍手喝采。大興奮。
さらにバンドの生演奏が始まって、若者たちはバーに繰り出して・・・・独立記念日のお祭りはまだまだ続くのですが、もう(そんなに)若くないわたくしは、そのまま家路についたのでした。
今年もよい盛り上がりでございました。
(む)