恋焦がれてミチョアカーン サンタクララ&シラウェン編
Hola!
あっという間に週末も終わって、月曜日も終わって・・・・。
週末は、わたくし、メキシコ人のお友達が作ってくれたベトナム風生春巻きとタイカレーを食べて、至福のひとときを過ごしておりました。
さてさて、あまりにも楽しかったので、長~くなってしまったミチョアカンシリーズ。今日は、サンタ・クララ・デル・コブレとシラウェンについてです!
サンタ・クララ・デル・コブレはその名の通りコブレ(銅)でとても有名な街です。
街の中心部は銅製品を作る工房と、それを売るお店ばかり!小さなものはピアスやブレスレットから、大きなものはバスタブまで、さまざまな製品が並んでいます。
バスの中でたまたま横に座ったインディヘナのおばあさんが、腕にしていたブレスレットがとてもかわいかったので、同じの探して真似して買っちゃいました♡
おばあさんのぷっくらした腕にすごく似合っていて、素敵だったのです。あんなふうに着けこなしたい!!
ふらふらと歩いていたら、素敵な Casa Felicitas という工房兼店舗にたどり着きました。
ここは銅をどのように加工して制作していくのかを実演して見せてくださいました。
ミチョアカンでは銅は取れないので、メキシコのチワワ州などの北のほうから手に入れた銅をリサイクルしているのだそうです。
銅のことならなんでも知っていて、自分たちの作っているものに対する誇り、そして自信、なによりパッション!があふれ出るような職人さんのお話を伺うことができて、ああ、こういう風にして生み出されたものに囲まれて生活できたら、心がもっと豊かになるだろうなぁと思いました。
まぁ・・・(もじもじ)もちろん、お値段もそれなりにするので・・・いつか自分で手にできるようにガンバローっと。
職人さんの技術に裏打ちされた確かな品質と、唯一無二のデザインの素敵な作品が生み出されている工房でした。
ところで、こちらの工房を見学させていただいているときに、素敵なメキシコ人のご家族と知り合いました!
勝新太郎と志村けんを足して2で割ったようなセニョールと素敵な奥様、そして、プレペチャ族の伝説の姫と同じ名前を持つ、びっくりするくらいかわいいお孫さん。
話が盛り上がって、一緒にシラウェンという湖のある近くの村に魚を食べに行くことに!!ひゃほー。
ここは魚が捕れなくなってしまったパツクアロ湖とは違って、水も澄んでいて、漁もされています。
とっても素朴な湖畔の村。
揺れる桟橋。
こちらで、お魚食べてきました!おいしかった~。
きれいな湖の獲れたてのお魚を、セニョーラの手作りで、しかも薪で焼いたトルティージャとサルサと一緒に食べる。レストランで味わうのとはまた違って、シンプルにじ~んわりおいしい。ゆったりした時間が流れていて、とても豊かな気分になりました。
最後に勝ケンさん(勝新太郎と志村けんを足して2で割りました)おすすめのチョコレートを買ってきました!
わたくし、メキシコではチアパス州とか、タバスコ州でしか生産されていないかと思っていたのですが・・・迂闊でした!ここ、ミチョアカンのウルアパン近郊でもカカオ、生産されているのですって!
こちらがミチョアカンで生産されている、チョコレート。勝ケンさんおすすめです。
ちなみに食べる用ではなくて、チョコレートドリンク用です。
豊かな自然、素朴で誠実な人々、美しい民芸・工芸品の数々、そしてチョコレート(これ大事)。
私が見てきたミチョアカンは、とても美しいところでした!
行ってよかった、また行きたい!
(む)