生唐辛子食文化
メキシコ料理といえば、トルティージャがかなり定番イメージですが、実際コミーダコリーダというランチプレートのようなもの(メイン料理とご飯とお豆とスープと盛りだくさん!)にも、かならずトルティージャ(これは写真の右奥)がついて来ます。そしてもう一つ、写真の左奥に見えるお皿、わかりますでしょうか。メキシコ産のレモン・・・と唐辛子(生)です!ちなみに手前のお皿はタマネギのみじん切りとパクチー。唐辛子、どうするのかな〜、と横目で隣のお姉さんを見てみたら、唐辛子をそのままかじりながら、辛いスープの具とタマネギ、パクチーをトルティージャに包み、ぱくりぱくり。おお〜、と思って見ていると「辛い、辛い〜」と言いながら手で顔をあおぐ真似をして、にっこり笑っていました。ええ!?と思って唐辛子の先端をかじってみましたら、辛すぎて一瞬で、お腹が痛い感じに・・・。スープも十分辛かったのですが、それで舌を癒すという感じで、もう一切唐辛子には触れませんでした・・。
唐辛子にもたくさん種類があって、辛くなくピーマンに似ているものなどもあり、市場には色々な形の唐辛子が並んでいます。種類をあげてみると、辛いものから・・
- ハバネロ(habanero)
- チレ・デ・アルボル(chile de arbol)
- セラノ(serrano)
- ハラペーニョ(jalapeño)
- グァヒージョ(guajillo)
- ポブラーノ(poblano)
- パシージャ(pasilla)
お昼ご飯に出ていたのは、多分真ん中のハラペーニョではないかと思われます・・。ハラペーニョであんなに辛いんだから、ハバネロなんて食べたら・・・。恐ろしい・・。メキシコの人たちは、子どもの頃から食べつけているので、辛いもの得意だそうです。ちなみに日本で見るような赤い唐辛子はグァヒージョかな。私も辛いもの得意だと自負していましたが、そんなの気のせいでしたね・・ちゃんちゃん。